UEI、思想家/小説家の東 浩紀 氏を最高哲学責任者として招聘

ユビキタスエンターテインメント(UEI)は、この日(10月12日)、思想家/小説家の東 浩紀 氏をCPO(チーフ・フィロソフィー・オフィサー:最高哲学責任者)として招聘したことを明らかにした。 東氏は、新設されたCPOに就任し、UEIの事業に哲学的な文脈(コンテクスト)を付与するとともに、開発する製品の企画にも関与する予定。東氏は、現代日本を代表する思想家・哲学者・評論家・小説家として知られており、その卓越した見識は国内外の専門家からも高く評価されている。 同社では、今回の発表の背景として、UEIが今後の事業の発展を考える上で、単に製品をリリースするだけではなく、社会の文脈のなかでの事業の意味付けを行い、真に社会に貢献していく企業としてUEIのあるべき将来像を定義づける必要性があることをあげている。海外では、企業理念を確立するためにこうした役職を置くことは珍しくないという。   ■東 浩紀 氏 略歴 1971年東京生まれ。思想家、批評家、作家。主な著書に『存在論的、郵便的』(1998、サントリー学芸賞)『動物化するポストモダン』(2001)『クォンタム・ファミリーズ』(2009、三島由紀夫賞)『一般意志2.0』(2011)がある。株式会社ゲンロン代表取締役。