GMOインターネット、第3四半期は増収増益…「Gゲー」は集客からマネタイズ段階へ

GMOインターネット<9449>は、本日(11月2日)、第3四半期(1-9月期)の連結決算を発表し、売上高540億円(前年同期比19.7%増)、営業利益65億円(同17.1%増)、経常利益65億円(同25.2%増)、四半期純利益27億円(同2.5%増)だった。 前年同期はインターネット証券事業が連結に加わったことで大きく伸びたが、今期は、主力のWEBインフラ・EC事業、インターネットメディア事業が集計拡大をけん引した。     ■WEBインフラ・EC事業は、売上高221億円(同24.2%増)、営業利益32億円(同40.5%増)と大きく伸長した。ドメイン取得やレンタルサーバー、EC支援・WEB制作、セキュリティ、決済がいずれも好調に推移した。 ■インターネットメディア事業は、売上高195億円(同22.5%増)、営業利益15億円(同31.1%増)だった。広告代理店事業が伸びており、PC、モバイル、スマートフォンともに純広告やリスティング広告が好調に推移した。また、『アドリザルト』などのアドネットワーク広告も順調に成果が出てきたという。 ■インターネット証券事業は、売上高116億円(同5.2%増)、営業利益32億円(同1.0%増)だった。FXプライムを連結子会社化し、同社が有する12万5000口座を獲得した。店頭外国為替証拠金取引における取引高シェアの拡大が期待されるという。 ■ソーシャル・スマートフォン関連事業は、売上高20億円(同60.7%増)、営業損益15億円の赤字(前年同期10億円の赤字)だった。「Gゲー」を中心に積極的な投資を行い、国内会員数は前年同期146万人から577万人に、海外は57万人から1000万人に伸びた。マネタイズ型タイトルを投入し、集客ステージからマネタイズステージに進展しつつあるとのこと。ソーシャルゲームについては、『ガドランマスター』や『伝説のまもりびと2』などが寄与したものの、新作のさらなる収益化が課題になっているという。       ■2012年12月期の見通し 2012年12月期は、売上高680億円(前期比10.2%増)、営業利益90億円(同19.6%増)、経常利益89億円(同26.9%増)、当期純利益44億円(同2.7%増)を見込む。  
GMOインターネットグループ株式会社
http://www.gmo.jp/

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ株式会社
設立
1991年5月
代表者
代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
決算期
12月
直近業績
売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9449
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