クルーズ、第2四半期は増収減益…QonQでは21%増収・34%営業増益を達成

クルーズ<2138>は、本日(11月5日)、第2四半期(4~9月期)の連結決算を発表し、売上高49億7700万円(前年同期比28.8%増)、営業利益8億2300万円(同17.1%減)、経常利益8億3000万円(同16.4%減)、四半期純利益5億0800万円(同12.9%減)だった。     同社では、「神魔×継承!ラグナブレイク」を中心にオリジナルソーシャルゲームの売上が好調に推移したものの、主に開発人員を増やしたため、業利益、経常利益、純利益は減益となった、としている。このため、オリジナルタイトルや、海外向けにタイトルリリースする体制も整ったとのこと。スマートフォン対応も進行し、同社のタイトルに占めるスマートフォンユーザーのMAUは、全体の48%に到達したという。   ■第2四半期(7~9月期)決算 なお、前年との比較では減益となったものの、最も重視される第2四半期(7~9月期)の数字をみると、前四半期比で増収増益となった。前年比でマイナスとなったため、ネガティブな印象を持たれるかもしれないが、良好な内容という印象を受けた。 売上高27億2500万円(前四半期比21.0%増)、営業利益4億7200万円(同34.5%増)、経常利益4億7500万円(同33.8%増)、四半期純利益3億0300万円(同47.8%増)だった。同社によると、四半期ベースのソーシャルゲームの売上高は過去最高を記録したという。 ソーシャルゲーム市場の伸び悩みが懸念される中、四半期ベースで増収増益を維持できる現状は素直に評価されるべきだろう。   ■2013年3月期の見通し 2013年3月期は、売上高110億円(前期比23.1%増)、営業利益20億円(同2.3%増)、経常利益20億円(同2.3%増)、当期純利益12億円(同5.3%増)を見込む。     引き続きソーシャルゲームを中心とした拡大を進めていく方針。主力タイトル「神魔×継承!ラグナブレイク」のほか、「アヴァロンの騎士」に関して、積極的な広告宣伝活動を実施する予定。さらに、海外事業を強化するため、日本本社の外国人採用や、海外子会社での現地採用など、採用面での投資を実施していく。
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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