UEI、タクティカルカードゲーム『マジック&ドラゴンズ』をMobageでリリース…enchant.jsで開発した初の自社タイトル

ユビキタスエンターテインメント(UEI)は、HTML5向けゲームエンジン「enchant.js」を利用した自社ゲームタイトル『マジック&ドラゴンズ』を「Mobage」でリリースした。フィーチャーフォンとスマートフォンに対応している。ゲームの概要を紹介しておこう。 本作は、タクティカルカードバトルゲーム。enchant.jsを活用することで、カードを配置したデッキ同士による高度な戦略性が楽しめるゲームシステムを実現。従来のブラウザゲームを超えた戦略性やリッチな表現ができるようになり、よりいっそう奥深いゲーム性が実現されている。また、enchant.jsが動作しないフィーチャーフォンではFlashによる演出が追加されるデュアル仕様になっている。   ■騎士団長となって魔族に立ち向かう 騎士団長となったプレイヤーは、アリシア王国の辺境クルコスで、人を食料として喰らう魔族達に立ち向かうべく、騎士団を率いて魔軍の討伐に挑んでいく。クエストを進めてカードの収集・強化を行い、ドラゴンと戦っていく。ドラゴンを倒すと、ドラゴンにさらわれた各国の姫を救うことができ、姫と会話したり、バトルで手に入れた指輪を渡すことで親密度が上がり、より強力な支援魔法を得ることができる。   ■戦略性の高いカードバトル カードバトルは、戦略性の高いゲームシステムに仕上がっている。前衛、中衛、後衛、リーダーの配置と姫カードがゲームの戦略を左右する。またカードの属性は、近距離、遠距離、飛行があり、それぞれ一長一短がある。近距離は遠距離に強く、遠距離は飛行に強く、飛行は近距離に強いが、ゲームの展開によっては逆転もあり得る。この3つの属性の巧みな組み合わせが鍵をにぎる。 このほか、プレイヤー同士の対戦(PvP)も楽しむことができる。これまでのソーシャルゲームのように、あっけなく結果が決まるバトルではなく、何度も同じ相手と対戦を繰り返すため、他のプレイヤーのデッキを攻略するための専用デッキを組むことで遊び方の幅が広がる。運やパラメーターだけで勝つのではなく、知略を巡らし、勝つべくして勝つのがこのゲームの醍醐味とのこと。 SSからはでわかりづらいのだが、バトルシーンを中心にかなりリッチな表現で作られているものの、ゲーム自体は、軽快に動作しており、快適に遊べるようになっている。「enchant.js」の実力の一端を示すタイトルと言えよう。「enchant.js」の導入を検討しているディベロッパーはゲームを体験してみてはいかがだろうか。     ■『マジック&ドラゴンズ』 フィーチャーフォン スマートフォン   Copyright (C) 2012 Ubiquitous Entertainment Inc.