パソナ、3月の転職市場の動向を発表-有効求人倍率0.84倍とゆるやかな回復傾向

パソナのパソナキャリアカンパニーは、本日(4月6日)、『2011年3月版 転職市場レポート』で、3月の有効求人倍率は前月比0.03ポイント上昇の0.84倍だったと発表した。 これは、パソナが人材紹介サービスを利用した転職希望者数をもとに集計したもので、前年同月比の0.43倍に比べると0.41ポイントの上昇となる。パソナでは、転職市場全体は「ゆるやかな回復傾向」と指摘している。 また、当サイトと関連の深い業種では、ソフトウェア・通信の有効求人倍率が前月比0.07ポイント上昇の0.84倍で、インターネット全般は有効求人倍率は同0.10ポイント上昇の1.87倍だった。 面談者の職種別平均年収は、ソフトウェア・通信が「システムコンサル・上流SE 737.1万円(平均年齢34.8歳)」、「プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダー 687.2万円(平均年齢38.0歳)」、「企画・マーケティング 632.5万円(32.8歳)」の順に高い。 一方、インターネット全般では、「プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダー 856.7万円(平均年齢36.3歳)」「コンテンツ企画 607.7万円(平均年齢34.0歳)」「事業企画 605.7万円(平均年齢34.4歳)」の順に高い。 なお、パソナでは、このデータは3月1日時点のものであり、『東北地方太平洋沖地震』の影響については反映されていないとしている。