アクロディア、第1四半期は37%増収・赤字幅縮小…ソリューション事業の収益改善で

アクロディア<3823>は、本日(1月15日)、第1四半期(9~11月期)の連結決算を発表し、売上高8億9600万円(前年同期比37.5%増)、営業損益6200万円の赤字(前年同期1億2500万円の赤字)、経常損益1億6500万円の赤字(同2億1900万円の赤字)、四半期純損益7300万円の赤字(同1億8600万円の赤字)だった。     セグメント別の状況は以下のとおり。 ■ソリューション事業は、売上高2億7800万円(同42.9%増)、営業損益8000万円の赤字(同1億5300万円の赤字)だった。ソーシャルゲーム『サッカー日本代表 2014ヒーローズ』を複数のプラットフォームで展開したほか、フィーチャーフォン向けの事業については利益率の低い既存のソフトウェア開発からは撤退し、収益改善を図った。しかし、スマートフォン向けサービス拡充による運営コストや固定費の負担など、投資が先行した状況が続いており、引き続き営業赤字となった。 ■EC事業は、売上高6億1700万円(同35.2%増)、営業利益1700万円(同38.0%減)だった。連結子会社AMSの行うEC事業は、アパレル関連商品の販売についてはEC化の成長余地が高く、順調に事業規模を拡大した。AMSでは主にファッションを取り扱うEC事業主にECフルフィルメントサービスを提供し、顧客の売上に応じたレベニューシェアを受け取った。 また、GMOゲームセンターが財務基盤の強化を目的として第三者割当増資を実施したことに伴い、株式保有比率が減少したため、特別利益として、持分変動利益8600万円を計上したことも寄与した。   ■2013年8月期の見通し 2013年8月期は、売上高39億9800万円(前期比35.0%増)、営業損益2億0100万円の赤字(前期は同5億7600万円の赤字)、経常損益4億5000万円の赤字(同11億6600万円の赤字)、当期純損益4億5000万円の赤字(同5億6600万円の赤字)を見込む。