タカラトミー、第3四半期は営業益51%減…ベイブレードやトランスフォーマーの反動減で

タカラトミー<7867>は、2月13日、第3四半期(2012年4~12月期)の連結決算を発表し、売上高1420億円(前年同期比4.1%減)、営業利益50億円(同51.7%減)、経常利益49億円(同48.6%減)、四半期純利益13億円(同66.2%減)だった。     同社では、前期に国内外で好調に推移した「メタルファイト ベイブレード」と「トランスフォーマー」の反動減、トレーディングカード「デュエル・マスターズ」の低迷に加え、経済情勢が厳しい欧州地域を中心に販売が苦戦したことが主な要因としている。 ただし、定番商品トミカやプラレールの販売が堅調に推移するとともに、新世代バトルホビー「バトロボーグ20」や次世代型電子ペットぬいぐるみ「ファービー」などの商品が好調だった。さらに、アミューズメントマシン ポケモントレッタが人気を集めるとともに、テレビゲーム卸の取扱量が増加したとのこと。 地域別の損益状況は、以下のとおり。 ■日本: 売上高1108億円(同4.2%減)、営業利益73億円(同35.1%減) ■北米・欧州・オセアニア: 売上高279億円(同5.5%減)、営業損益3億円の赤字(前年同期6億円の黒字) ■アジア: 売上高223億円(同21.8%減)、営業利益12億円(同0.9%減)   ■2013年3月期の見通し 2013年3月期は、売上高1700億円(前期比9.2%減)、営業利益51億円(同49.9%減)、経常利益43億円(同56.2%減)、当期純利益6億円(同83.7%減)を見込む。