3月13日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅な続伸となり、前日比263.14円高の1万9254.25円と1万9000円台を回復し、2000年4月以来となる1万9200円台で取引を終えた。国内の景況感の回復に加え、前日の米市場高、メジャーSQ(特別清算指数)を通過したことも株価を押し上げた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カヤック<3793>やオルトプラス<3672>、イグニス<3689>などの上げが目立つ。中でイグニスは『ぼくとドラゴン』のiOS版の配信を開始と、Android版の30万ダウンロードを突破を発表(関連記事)しており、後場にかけて買いを集める展開となった。
半面、下げがきつかったのがモブキャスト<3664>だ。同社は新作『【18】』を材料に前日まで大きく買われてきただけに、同作のリリースによって、一度材料出尽くしと見た動きが出ているようだ。
また、朝方は大幅高したものの、大引けにかけて値を消したのがメディア工房<3815>だ。同社は、前日にOBOKAIDEMブランド第1弾タイトル『BOOST BEAST』の事前登録を開始(関連記事)したことを材料視されたが、買いに向かった資金の逃げ足も早かったもよう。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月