【ゲーム株概況(4/16)】謎の公式サイトオープンで日本一ソフトが後場急騰 日本ファルコムは『イース I』のモバイル版が刺激に

4月16日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比16.01円高の1万9885.77円で取引を終えた。為替の円高進行が重しとなり、前場中ごろから大きく売り込まれていたものの、後場に入ると為替の落ち着きとともに下げ幅を縮小し、引け間際にプラスに転じた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、謎の公式サイト(http://nippon1.jp/consumer/new_title/)をオープンした日本一ソフトウェア<3851>が後場に入って急騰した。同サイトでは4日後に向けたカウントダウン表示が行われており、なんらかの発表が行われるようだ。

また、日本ファルコム<3723>やドリコム<3793>、ネクソン<3659>も高い。日本ファルコムは『イース I クロニクルズ』のiOS/Android端末での近日リリースが発表(関連記事)されたことが好感されているもようだ。
 
半面、gumi<3903>は、前日の急騰の反動もあって大幅安し、サイバーエージェント<4751>やカヤック<3904>、ケイブ<3760>も売られた。ゴールドマンによる投資判断「中立」から「買い」への格上げで前場は買われたDeNA<2432>は、後場に入って結局は“往って来い”となった。なお、周辺株では、前日に2015年3月の月次業績(速報)を発表したファンコミュニケーションズ<2461>が過去最高の月次業績となったことで、大幅高した。

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ファンコミ、3月の月次売上高は前年比9.7%増の29.8億円と過去最高に…30億円の大台乗せが間近に



■関連銘柄
日本ファルコム株式会社
http://www.falcom.co.jp/

会社情報

会社名
日本ファルコム株式会社
設立
1981年3月
代表者
代表取締役社長 近藤 季洋
決算期
9月
直近業績
売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3723
企業データを見る
株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高48億3300万円、営業利益7億4500万円、経常利益9億4100万円、最終利益6億7200万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
企業データを見る