今年2月に東証マザーズに上場したALBERT、15年12月期の営業損益予想を1億9400万円の黒字→8500万円の赤字に下方修正

今年2月に東証マザーズに新規上場したALBERT<3906>は、10月29日、2015年12月通期の業績予想を下方修正し、売上高9億4000万円(前回予想10億5400万円)、営業損益8500万円の赤字(同1億9400万円の黒字)、経常損益9500万円の赤字(同1億8000万円の黒字)、最終損益1億9000万円の赤字(同1億0900万円の黒字)とした。

 


同社では、今期末に検収予定であった案件について、クライアントにおける人事異動等の影響により受注までのリードタイムが伸びたことを受け、想定していた金額の受注に至っていないこと、対象とするクライアントの企業規模が大きくなるにつれて案件規模が大型化している影響により、今期中の受注には至らない見込みとなった案件もあったことにより、売上が想定を下回る見込みになったという。また、ソフトウェア仮勘定の減損損失に伴う特別損失や、繰延税金資産の取り崩しを行い、法人税等調整額を計上することも響く。