ロボット、空間移動型VRシステム「ABALシステム」を開発するABALに資本参加、VR事業に参入



ロボットは、7月19日、ABALに資本参加するとともに、VR事業に参入することを明らかにした。ABALはwiseとA440が設立したジョイントベンチャー企業で、革新的な技術でインタラクティブな映像体験をすることが可能となる「ABALシステム」を開発しているという。ロボットは、同社の独占的営業窓口として、プラットフォームへのコンテンツ配信だけでなく、商業施設に対し新たなVRシステムを導入する事業を展開する。

VRシステム「ABALシステム」は、リアルタイムCG・VFX分野に強みを持つ「wise」、画像認識、位置測定、空間認識技術等を活用したソフトウエア、ハードウエアの企画・開発を行う「A440」、そして、劇場映画を中心としたエンタテインメントおよび広告制作を行う「ROBOT」がそれぞれノウハウを持ち寄り、ハードウエアとソフトウエアが一体として開発しているもので、同システムは、独自の開発によりVR空間内を自由に歩くことができ、オブジェクトに触れ、多人数による共有体験ができ、ワイヤレスによって広い行動範囲が実現できるなど、競合システムに対しても優位性を有しているという。