タカラトミー<7867>は、8月9日、2017年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、売上高337億8900万円(前々期比2.1%増)、営業損益1億5100万円の赤字(前年同期14億8700万円の赤字)、経常損益8億700万円の赤字(同9億6400万円の赤字)、四半期純損益10億3300万円の赤字(同8億500万円の赤字)となった。
売上高は、2015年3月期第1四半期より9四半期連続で前年同期を上回った。また、売上拡大を推進するにあたり、引き続きマーケティングに力を入れており、広告宣伝費を増加させたものの、売上高伸長に伴う売上総利益が増加したことで営業損益は改善した。なお、経常損益には、保有する在外子会 社に対する外貨建債権の評価替え等に起因する5億3600万円の為替差損を営業外費用に計上したことも影響している。
国内市場においては、定番商品である「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」が引き続き好調に推移した。また、男児向け玩具では次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」の販売が大幅に伸長した。
一方、海外市場においては、映画関連商品の展開が一巡したことにより売上高が減少。しかし、「ポケットモンスター」関連商品の売上が伸長した。
また、TOMY Internationalグループでは、前年度において、本社主導によりアメリカズ(北米・中南米)、欧州、オセアニアを直接経営管理する体制に変更し、海外事業の立て直しを積極的に推進した。
<セグメント別業績の概況>
なお、2017年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高1680億円(前期比3.0%増)、営業利益40億円(同48.2%増)、経常利益32億円(同2.1倍)、最終利益15億円(前期67億円の赤字)と増収増益・最終黒字転換を見込む。
売上高は、2015年3月期第1四半期より9四半期連続で前年同期を上回った。また、売上拡大を推進するにあたり、引き続きマーケティングに力を入れており、広告宣伝費を増加させたものの、売上高伸長に伴う売上総利益が増加したことで営業損益は改善した。なお、経常損益には、保有する在外子会 社に対する外貨建債権の評価替え等に起因する5億3600万円の為替差損を営業外費用に計上したことも影響している。
国内市場においては、定番商品である「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」が引き続き好調に推移した。また、男児向け玩具では次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」の販売が大幅に伸長した。
一方、海外市場においては、映画関連商品の展開が一巡したことにより売上高が減少。しかし、「ポケットモンスター」関連商品の売上が伸長した。
また、TOMY Internationalグループでは、前年度において、本社主導によりアメリカズ(北米・中南米)、欧州、オセアニアを直接経営管理する体制に変更し、海外事業の立て直しを積極的に推進した。
<セグメント別業績の概況>
なお、2017年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高1680億円(前期比3.0%増)、営業利益40億円(同48.2%増)、経常利益32億円(同2.1倍)、最終利益15億円(前期67億円の赤字)と増収増益・最終黒字転換を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1872億9700万円、営業利益131億1900万円、経常利益120億4300万円、最終利益83億1400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867