ソーシャルVRコンテンツ、PC動作スペックの引き下げやスタンドアローンのHMD Oculus Connect3で発表された気になる内容をお届け


Oculusはアメリカ・カリフォルニア州サンノゼで行われている「Oculus Connect3」において、多くの発表を行っている。その中でも、特に興味深かった内容を中心にお届けする。
 

▲FaceBookCEOマーク・ザッカーバーグ氏

まずはGearVRのOculus Riftの間に位置するヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)の存在。スタンドアローンで動作するという。講演では現在開発中の同HMDを使用したムービーも公開されていた。
 

▲ケーブルレスのスタンドアローンで動作している様子がわかる
 

▲ソーシャルVRコンテンツ
 
またVRHMDを使用したソーシャルコンテンツのデモも披露された。カードゲームやチェスで遊んだり、その場で描いた剣のオブジェクトを持ったり、VR空間上でFacebookメッセンジャーでテレビ電話を行うなど、VRの発展性を感じさせる素晴らしい内容であった。これぞ未来。
 

▲ツールで呼び出したペンで剣を書いているところ


▲着信をVR空間上でとる


▲するとアバターではない実在の人物がTV電話に
 

▲動作スペックの引き下げも発表
 
また、Oculus Riftの必要スペックの引き下げも公開された。これは"Asynchnorous Spacewarp"という技術を使用し、従来、90fps必要であったフレームレートを、45fpsまで落とすことで動作するPCのスペックを下げることができたという。
なお下がったフレームレートは同技術によってフレームレートを補完するため動作上は問題がない見込みだ。

・CPU:Intel Corei3-6100
・グラフィック:NVIDIA Geforce960
・メモリー:8GB
・出力ポート:HDMI 1.3,USB3.0 x1,USB2.0 x1
・OS:Windows8
 


▲UnrealEngineで制作された新しいゲームも公開

 
 

▲暴走したロボット空に放り投げ撃つ!

 
さらに、UnrealEngneを使用したEpic Gamesが制作する『ROBO RECALL』も公開。暴走したロボットを破壊するスタリッシュなFPSゲームだ。
 


■『ROBO RECALL』公式サイト
https://www.epicgames.com/roborecall/en-US/home
 

公式サイト


 
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