エイチエムシステムズは、フィーチャフォン版「Mobage」で、新作ソーシャルゲーム『ファンタジー・カード・コレクション』の提供を開始した。基本プレイ無料のアイテム課金制。テストプレイをしたので紹介しておこう。
本作は、最強のギルドを目指すソーシャルカードゲームだ。プレイヤーは、他のプレイヤーと協力してギルドを結成し、ダンジョンを攻略してレベルアップやカード収集を行うほか、収集したカードを合成・配合したり、他のプレイヤーとバトルを行ったりして、プレイヤー自身やギルドを強くしていく。冒険やバトルを行うと、ギルド冒険ptが増えていき、ギルドLVが上がっていくので、これが強さの指標となる。
このほか、興味深いのはカードゲーム要素だろう。「合成」は、カード同士を合成してレベルアップを図ることができるもので、「配合」は、カードの「レア度」をアップさせるために行われる。一種の進化合成で、配合するカードのレベルが上限に達している必要があるなど若干ハードルが高い。ゲーム内に「ギルドBOX」もあり、これに不要なカードを売却できる。売却されたカードはボックス内に陳列され、他のギルドメンバーが購入できる。
なお、バトルは、他のプレイヤーに勝利すれば、ゲーム内通貨やお宝を奪えるだけでなく、冒険ptが獲得できる。ただ、レベル差が大きい場合、バトルが成立しないことがある。できるだけ同じレベル帯のプレイヤーと対戦するようにしたほうが良さそうだ。バトルに関してトラブルが多いため、レベル差の大きい対戦ができないようにしたり、特定の相手と対戦できる回数を制限するといった措置が取られるが、本作もその流れに沿った対応を取っている。
全体的にテンポの良いゲームとなっており、今後の展開が楽しみなタイトルといえるだろう。エイチエムシステムズの森英明社長のブログによれば、本作は、同社のプラットフォーム「ポケゲー」でも提供されているという。今後、カード系ゲームを5～6タイトルリリースするとのことで、新作タイトルの動向も注目だろう（森英明社長のブログ）。
『ファンタジー・カード・コレクション』 （「Mobage」会員のみ利用可能）
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