アクロディア、2Qと通期の業績予想の大幅下方修正を実施…通期連結営業益は8700万円の黒字から一転3億3900万円の赤字に転落へ

アクロディア<3823>は、4月14日、2017年8月期の第2四半期累計（9～2月）と通期の業績予想の修正を発表、2017年8月期通期の連結売上高は従来予想33億600万円から28億2700万円（増減率14.5％減）、営業利益は同8700万円から3億3900万円の赤字、経常利益は同8000万円から3億6400万円の赤字、当期純損益は4200万円の赤字から6億600万円の赤字と大幅に下ブレする見通しとなった。
 
第2四半期までの累計業績は、VODサービスなどのソリューション案件の獲得の遅れや、一部の既存ソーシャルゲームの課金状
況の不調、ゲーム受託開発において受注先との調整により受注時期の遅れがあったことなどで予想を下回る見通しとなった。

さらに、通期については、2017年3月29日に子会社化した渋谷肉横丁において展開するサブリース、ライセンス事業が業績に寄与する見通しであるものの、こうした第2四半期までの状況を踏まえ、利益率を高く見込んでいたVOD事業などの新規プラットフォームソリューションや不調なゲームなど、今後の業績寄与の見込みが低い事業について停止するなど、事業の選択と集中に着手し、大幅に業績計画を見直すため、予想を大きく下回る見通しとなった。

なお、第2四半期累計（9～2月）の連結決算は、売上高14億2600万円、営業損益2億8200万円の赤字、経常損益3億400万円の赤字、四半期純損益5億3800万円の赤字で着地した。