ジャフコ、第3四半期は黒字転換 IPO減少も初値回復、投資損失引当金の戻り入れで

 ジャフコ<8595>の第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高108億3000万円(前年同期比12.9%減)、経常利益24億6400万円(前年同期19億7200万円の赤字)、四半期純利益17億4800万円(同11億0300万円の赤字)となった。  投資先企業のIPOは、国内4社(前年同期8社)・海外4社(同2社)と減少したものの、投資額に対する初値が国内2.0倍(同1.1倍)・海外6.2倍(同2.2倍)と回復した。さらに、投資有価証券の損失のために計上している投資損失引当金が前年同期22億円の繰り入れから36億円の戻り入れとなったことが主な増益要因となった模様。人件費などの販売管理費の削減も寄与した。  3月通期の業績予想は非開示としている。