『Smashbox Arena』のBigBoxVR、500万ドルの資金調達 VRバトルロワイヤルを2019年にリリースへ…eスポーツも視野に


アメリカ・シアトルを拠点とするBigBoxVRは、Shasta Ventures、GSR Ventures、Pioneer Square Labs Venturesらから500万ドル(約5億6900万円)の資金調達を行ったと発表した。具体的な用途については明らかにしていないが、​現在同社はVRバトルロイヤルゲーム『POPULATION: ONE』を開発しており、この拡充のために使用すると考えられる。

BigBoxVRは、過去にSteamやOculus Store、PlayStation Store(日本国内含む)などで、サバイバルゲームのようなシステムで、FPS視点のドッジボールVRアクションゲーム『Smashbox Arena』をリリースしている。Steamではユーザーからの評価も非常に好評だ。
 

『POPULATION: ONE』は、『PUBG』、『フォートナイト』、『荒野行動』といったバトルロイヤルゲームのVR版となる。広大なフィールドで、建物を立てたり、時にはビルを登り、生き残るために戦っていく。シングルプレイ時にはミッション、またマルチプレイによるチーム戦も用意しているようだ。




プレイヤー数は最大で24人、HTC Vive, Oculus Rift、Windows Mixed Realityの間でクロスプラットフォームでプレイ可能となる。またeスポーツも視野に入れているようで、トーナメントと放送用のツールを組み込んでいるとのこと。

なお、BigBoxVRのCEO Chia Chin Lee氏は、過去Microsoft Games Studios、Sony Computer Entertainment AmericaのCOO、Disneyが過去に買収したソーシャルゲーム企業のPlaydomのStudio Head兼Executive Producerなどを務めてきた。

今回の資金提供で同社には、Shasta VenturesのパートナーであるJacob Mullinsが取締役会に加わるという。