ハコスコ、VR映像配信サービスでブラウザへの対応と音声タグ機能を追加


ハコスコは、4月16日、VR映像配信サービス「ハコスコストア」のバーチャルツアー機能をアップデートし、ブラウザへの対応と音声タグ機能を追加したと発表した。
 
これまでのバーチャルツアー機能は、スマートフォンアプリ「ハコスコ」でのみ視聴可能だったが、本アップデートによりアプリをダウンロードしていないユーザーでもバーチャルツアーをブラウザで体験することができる。ユーザーの視聴環境が広がったことにより、これまでより多くの方々にバーチャルツアーを楽しめる。
 
音声タグ機能は日本語、英語、中国語等の多言語に対応。ユーザーが使用するブラウザの言語設定から自動で判定された言語の音声ガイドが流れる。観光地へのバーチャルツアー導入時には、訪日外国人観光客と日本人国内観光客の双方のニーズに沿う情報を音声で伝えることができる。
 
この新機能を用いた第一弾コンテンツとして、世界文化遺産の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」をバーチャルツアー化した『長崎教会群VR』を公開。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、キリスト教が禁じられている中で、長崎と天草地方において日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた潜伏キリシタンの信仰継続にかかわる伝統のあかしとなる遺産群となる。フォトグラメトリーCGで再現された8つの教会群をインタラクティブなVR映像や音声ガイドを視聴できる。

長崎教会群VR
https://store.hacosco.com/Nagasaki_VR

【機能概要】
●バーチャルツアー機能
コンテンツ内に埋め込まれた「遷移タグ」を視聴者が選択することで複数の360°映像の間を自由に移動することが出来ます。バーチャルツアー機能は無料のフリープラン(10個のタグまで)から利用でき、スタンダードプランとプロプランでは無制限で利用できる。

●タグ機能
コンテンツの中に、コンテンツ間遷移タグやビデオ再生タグ等の様々なタグを埋め込むことで、360°コンテンツをインタラクティブに拡張することが出来る。タグの種類は今後さらに増やしていく予定。
 
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