ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の守安 功社長(写真)は、この日(11月6日)、2020年3月期第2四半期の決算説明会で、今後の新作タイトルとGoogleの新サービス「Stadia」についてコメントした。
同社は『マリオカートツアー』と『ポケモンマスターズ』という2つの強力なIPタイトルを運営しているが、新規タイトルへの影響はないそうだ。同社の新作は有力なIPタイトルを中心に取り扱っていく方針とし、来年、再来年を見据えその準備を着々と進めているという。(守安社長)
なお会場からの質問でGoogleのクラウドゲームサービス『Stadia』についてコメントを求められた守安社長は、「Stadiaなどクラウドゲームサービスは注視しているが、今の段階ではコンソールの流れが強い。スマートフォン向けに関してはまだ先になるのではないか」とその見解を示した。
ただしその影響力は守安社長も気になっているようで、「『Stadia』が開始した後、どのような使われ方になっていくのか、それがスマートフォン向けにどう影響するのかを見極めていきたいと、語っていた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432