【ゲーム株概況(11/9)】今期2度目の通期予想増額のミクシィが3000円大台を回復 決算発表のバンナムHDは大幅高、スクエニはS安と明暗
11月9日の東京株式市場では、日経平均は5日続伸し、前日比514.61円高の2万4839.84円で取引を終えた。米国の大統領選がほぼ確定したことに加え、ここまで発表された国内企業の決算で当初の見通しよりも良好な数字が目立っていることから幅広い銘柄に買いが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ミクシィ<2121>が朝方から買いを集め、3000円大台を一気に回復して年初来高値を更新した。ミクシィは、先週末11月6日に第2四半期を発表するとともに、今期2度目となる2020年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表し、従来の通期減収減益見通しから増収増益見通しに転じたことが市場から素直に評価されたようだ。
また、同じく前週末の決算発表を材料に買われたのがバンダイナムコHD<7832>だ。バンダイナムコHDは、決算発表を受けて、野村証券が投資判断「Buy」を継続し、目標株価を9300円から1万200円に引き上げたことも追い風となっているもよう。
ほか、ボルテージ<3639>やカプコン<9697>、カヤック<3904>なども高い。
半面、スクウェア・エニックスHD<9684>は、前週末の決算発表で7~9月期が前年同期比で減益となったことなどを嫌気し、ストップ安まで売られた。
また、Aiming<3911>の下げもきつく、任天堂<7974>もさえない。任天堂は前週末にザラ場ベースで一時6万円の大台に乗せたことによる目先の達成感もあるようだ。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ミクシィ<2121>が朝方から買いを集め、3000円大台を一気に回復して年初来高値を更新した。ミクシィは、先週末11月6日に第2四半期を発表するとともに、今期2度目となる2020年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表し、従来の通期減収減益見通しから増収増益見通しに転じたことが市場から素直に評価されたようだ。
また、同じく前週末の決算発表を材料に買われたのがバンダイナムコHD<7832>だ。バンダイナムコHDは、決算発表を受けて、野村証券が投資判断「Buy」を継続し、目標株価を9300円から1万200円に引き上げたことも追い風となっているもよう。
ほか、ボルテージ<3639>やカプコン<9697>、カヤック<3904>なども高い。
半面、スクウェア・エニックスHD<9684>は、前週末の決算発表で7~9月期が前年同期比で減益となったことなどを嫌気し、ストップ安まで売られた。
また、Aiming<3911>の下げもきつく、任天堂<7974>もさえない。任天堂は前週末にザラ場ベースで一時6万円の大台に乗せたことによる目先の達成感もあるようだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832