任天堂、第3四半期(4~12月)のデジタル売上高は104.9%増に  『ポケモン ソード・シールド エキスパンションパス』など有料追加コンテンツも寄与

任天堂<7974>は、2月1日、2021年3月期の第3四半期(4~12月)の連結決算を発表した。同日開示された決算説明資料を見てみると、第3四半期期間までのデジタル売上高が前年同期比104.9%増の2560億円と倍増している。

これは、第1四半期期間(4~6月)にコロナウイルス感染症の流行のいわゆる第1派で、国内で緊急事態宣言が発令されるなど、外出規制の動きが世界的に強まった影響が大きい。ただ、足元の第3四半期期間(10~12月)もデジタル売上高が800億円を超えるなど、着実に同社のゲーム専用機ソフト売上高に占めるデジタル売上高の比率も上昇傾向にある。

特にこの第3四半期は、パッケージ併売ダウンロードソフトよりもダウンロード専用ソフト、追加コンテンツの増加傾向が強く、『ポケットモンスター ソード・シールド』の有料追加コンテンツ『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』などの販売による寄与も大きかったようだ。


任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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