LINE、アジア最大のメタバースプラットフォーム「ZEPETO」から販売されるNFTの基盤技術に「LINE Blockchain」が採用

LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVCは、本日(11月26日)、アジア最大のメタバースプラットフォーム「ZEPETO(ゼペット)」から販売されるNFTの基盤技術に、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」が採用されたことを発表した。今後は「LINE BITMAX Wallet NFTマーケットβ」における二次流通も予定している。

世界中で2.5億人以上のユーザーを誇るアジア最大のメタバースプラットフォーム「ZEPETO」からZEPETO WORLDにおける桜のデジタルデータ「ZEPETO WORLD 桜 1-12」が11月25日より販売開始されることが発表された。ZEPETOが国内でNFTを販売するのは今回が初めてとなる。本NFTの基盤技術には、LINEが独自開発したブロックチェーン「LINE Blockchain」が採用されている。

NFTマーケットなどで購入したNFTアイテムは専用ウォレットで取り扱う必要があるが、ウォレットの開設プロセスは複雑で煩雑な秘密鍵の管理が伴うなどの課題があった。「LINE Blockchain」基盤のNFTは、国内8,900万人が利用する「LINE」のアカウントですぐに登録できるデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で保管ができるため、ユーザーは簡単にNFTアイテムを取り扱うことができる。

【「ZEPETO WORLD 桜 1-12」概要】
販売日時:2021年11月25日 18:00
販売場所:NFT Studioにて提供
https://nft-studio.com/user/0x40236A9AEc8FBc57471798341d429E0BcB5867AB
販売数:各100枚/12種類

LINEは、2018年4月のLINE Blockchain Lab設立以降、様々なブロックチェーン事業に取り組んでいる。ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」では、開発者が簡単にLINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」上でNFTアイテムなどのトークンを発行し、サービス構築できる環境を提供している。また、「LINE BITMAX Wallet」では、LINEアカウント一つで「LINE Blockchain」基盤のNFTアイテムを含むデジタルアセットの管理が可能となり、ユーザーは秘密鍵の管理なしにブロックチェーンサービスを利用することができる。IPホルダーやクリエイターは、「LINE Blockchain Developers」を通じて発行したトークンをLINEアカウントと紐づく「LINE BITMAX Wallet」で管理・連携させることで、LINEのユーザー基盤を活かしたサービスの構築が可能となる。

LINEでは、今後も「あなたの毎日につながるLINE Blockchain」をコンセプトに、ユーザーの日常生活に実際に適用できるブロックチェーンサービスおよび技術の提供を目指していく。

LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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