【ゲーム株概況(12/8)】壽屋(コトブキヤ)が高値更新…終値で7000円台乗せ 直近で国内証券が投資判断を格下げのグリーは続落
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12月8日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比405.02円高の2万8860.62円で取引を終えた。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」について、従来型より重症化しにくい可能性があるとの指摘が米国で浮上したことなどで、その感染拡大による懸念が後退したとみる向きが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、壽屋(コトブキヤ)<7809>が続伸したほか、ドリコム<3793>や任天堂<7974>、オルトプラス<3672>などが買われた。コトブキヤは、アニメ「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」関連の商材を取り扱っており、「鬼滅の刃」の新シーズンアニメ放送や、12月24日公開予定の「劇場版呪術廻戦0」が追い風になるのではとの思惑から7000円台乗せの年初来高値まで買われる形となっている。
また、前日に一時300円台を割り込むなど3日続落したコムシード<3739>が4日ぶりに急反発した。
半面、ワンダープラネット<4199>が反落し、東映アニメ<4816>やケイブ<3760>なども売られた。
グリー<3632>は、いちよし証券が直近で投資判断を「B」から「C」に格下げしたことも嫌気され、続落基調となった。
会社情報
- 会社名
- グリーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社壽屋(コトブキヤ)
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 清水 一行
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高163億7900万円、営業利益16億5600万円、経常利益16億円、最終利益11億300万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 7809