ケイブ、台湾子会社が進めてきたライブ配信アプリの開発中止を決定 正式サービスを行えるクオリティを確保することが困難なため

  • ケイブ<3760>は、12月17日、海外子会社である凱樂數位股份有限公司(Cave Interactive Taiwan)が現在進めているライブ配信アプリについて、開発の中止を決定したことを発表した。

    同社グループは、今後の業績回復および企業価値の増大を目指すにあたり「ゲーム領域以外の事業の創出」が急務であることから、2020年12月に、アジア圏を始めとするグローバル展開を視野に入れたライブ配信アプリを開発しているCave Interactive Taiwanを設立した。その後、ライブ配信アプリのリソースの一部を自社コンテンツも含めたコンテンツビジネスにおける海外企業などとの業務提携を行う新規事業に充当しつつ、2022年1月のリリースを目標に開発を進めていた。

    しかし、開発の過程において、目まぐるしく変遷する事業環境や競合他社の動向などをかんがみると正式サービスを行えるクオリティを確保することが困難であるという結論に達し、開発の中止を決定した。

    なお、この決定によるケイブの2022年5月期の業績に与える影響は現在精査中で、今後開示の必要性が生じた際は速やかに発表するとしている。

株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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