サイバーステップ、11月中間決算は最終損失11億0700万円と赤字幅拡大 「トレバ」広告宣伝強化も売上苦戦、構造改革で特損1.9億円

サイバーステップ<3810>の2021年5月期の11月中間連結決算を発表し、売上高41億8200万円(前年同期比34.8%減)、営業損失8億5200万円(前年同期は800万円の利益)、経常損失8億7200万円(同3300万円)、最終損失11億0700万円(同3600万円)と大幅減収・営業赤字転落となった。経常、最終の赤字幅も拡大した。

・売上高:41億8200万円(同34.8%減)
・営業損失:8億5200万円(同800万円の利益)
・経常損失:8億7200万円(同3300万円)
・最終損失:11億0700万円(同3600万円)

現在、「トレバ」においては、引き続き操作性の向上を目的としたシステム面でのアップデートを進めつつ、国内外へ向けたプロモーション活動及びキャンペーンの実施により新規ユーザー層の獲得と継続率向上を目指した取り組みに努めてきた。

新規タイトルの開発については、2021年10月に「ハッピークズトピア」、2021年11月に「鬼斬 HEROES」それぞれの正式サービスを開始している。

売上高では、主力事業である「トレバ」については継続した広告宣伝活動により集客に対する効果を見込んでいたが、売上高の向上へ寄与するまでには至らなかった、としている。

コスト面では、抜本的な事業構造の再構築による収益の改善に向けた施策を開始したことで、その一部施策が第2四半期において費用削減効果として影響した。今後も継続して進めていく予定。また、第2四半期で同様の内容により事業構造改善費用1億9700万円を特別損失として計上した。

サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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