任天堂、22年3月期の営業利益を5200億円から5600億円に上方修正 Switchハード販売は100万台引き下げ2300万台、ソフトは2000万本増やし2億2000万本に

任天堂<7974>は、この日(2月3日)、2022年3月通期の連結業績予想を上方修正し、売上高1兆6500億円(前回予想1兆6000億円)、営業利益5600億円(同5200億円)、経常利益5700億円(同5000億円)、最終利益4000億円(同3500億円)と売上高と各利益項目をそれぞれ引き上げた。

・売上高:1兆6500億円(前回予想1兆6000億円)
・営業利益:5600億円(同5200億円)
・経常利益:5700億円(同5000億円)
・最終利益:4000億円(同3500億円)

従来予想からの修正率は、売上高3.1%増、営業利益7.6%増、経常利益14.0%増、最終利益14.2%増となっている。

・売上高:3.1%増
・営業利益:7.6%増
・経常利益:14.0%増
・最終利益:14.2%増

同社では、半導体部品等の供給不足によるNintendo Switchハード生産への影響と、Nintendo Switchソフトの販売実績、その後の状況を考慮した結果、通期の販売予想を見直し、併せて為替の前提レートも一部見直したため、としている。

なお、業績予想の前提だが、Nintendo Switchハードの販売予想を2400万台から2300万台に引き下げる一方、ソフトウェアを2億本から2億2000万本に引き上げた。為替の前提レートは、1USドル105円から110円に変更した。ユーロ円の前提レートは1ユーロ125円で変更はない。

 ちなみに、前期(2021年3月期)の実績との比較では、売上高が6.2%減、営業利益が12.6%減、経常利益16.1%減、最終利益が16.8%減と減収減益となる見通し。

任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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