日テレHD、第3四半期決算は営業益85%増の448億円 オリ・パラ中継でタイム・スポット収入が回復

日本テレビホールディングス<9404>は、2月3日、第3四半期累計(21年4~12月)の連結決算を発表し、売上高3011億9700万円(前年同期比6.1%増)、営業利益448億3500万円(同85.0%増)、経常利益501億7500万円(同74.7%増)、最終利益388億7200万円(同131.2%増)と大幅増益となった。

・売上高:3011億9700万円(同6.1%増)
・営業利益:448億3500万円(同85.0%増)
・経常利益:501億7500万円(同74.7%増)
・最終利益:388億7200万円(同131.2%増)

東京オリンピック/パラリンピックなどの中継放送などによるタイム収入やスポット収入が回復したことに加え、新型コロナの感染拡大による休館要請のスポーツクラブへの影響が限定的だったことから増収となった。

広告収入増加に伴う代理店手数料や、オリンピック/パラリンピックの番組制作費が増えたものの、通信販売とパッケージメディア販売の減少に伴う費用減で営業費用は減少し、増収効果とともに増益要因となった。

続く2022年3月通期の業績については、売上高4050億円(前期比3.5%増)、営業利益550億円(同59.3%増)、経常利益610億円(同42.0%増)、最終利益460億円(同91.3%増)を見込む。

・売上高:4050億円(同3.5%増)
・営業利益:550億円(同59.3%増)
・経常利益:610億円(同42.0%増)
・最終利益:460億円(同91.3%増)

計画に対する進捗率は、売上高74.4%、営業利益81.5%、経常利益82.3%、最終利益84.5%となっている。

・売上高:74.4%
・営業利益:81.5%
・経常利益:82.3%
・最終利益:84.5%

日本テレビ放送網株式会社

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