エイチーム、NFTゲーム・メタバースについて「他社に比べると早めのリリースが可能。先行者メリットが得られる」 NFTゲームは今期から来期にかけてリリースする考え

エイチーム<3662>の林高生社長は、3月11日に発表した1月中間期(2021年5月~2022年1月)の決算説明会の質疑応答において、NFTゲーム・メタバースへの参入について、「今回初めての発表だが、以前から準備は進めてきたため、他社に比べると早めのリリースができるだろう。先行者メリットが得られると思っている」と明かした。

NFTゲームを1本、メタバース領域に向けた自社オリジナルタイトル1本を用意しているそうだ。どちらも開発前の準備中というステータスだが、NFTゲームについては今期から来期にかけてのタイミングでのリリースを目指しているという。

これまでに培ってきた「豊富なグローバルパブリッシング経験」「多種多様なジャンルの開発実績」「日本初の大規模バトロワ開発」という3つの強みを生かし、高品質なゲームを配信できると考えているとした。

なお、メタバースやNFTゲームの市場環境は、家庭用ゲーム会社やスマホゲーム会社などが参入を表明しているものの、「色々なゲームが出揃っている状況ではない」(取締役 エンターテインメント事業本部長の中内 之公氏)。将来的にスマホゲームに匹敵する激しい競争になるが、スマホゲームのノウハウを利用して早期参入を図る。

株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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