⽇本発のパブリックブロックチェーンAstarとゲーム特化ブロックチェーンOasysがパートナーシップ



⽇本発のパブリックブロックチェーンAstarは、3月31日、ゲーム開発者向けのブロックチェーン「Oasys」と戦略的パートナーシップの締結を発表した。

「Oasys」は「Blockchain for The Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトとなる。

「Oasys」では、既存ブロックチェーンでのブロックチェーンゲームの構築にあたって直面するトランザクションの手数料や速度、スケーラビリティなどの問題を解決することで、プレイヤーやエンジニアに快適なプレイ・開発環境を提供する。特にゲーム開発面では、ブロックチェーンを活用したゲーム内決済やNFTアイテムに関わるマルチチェーン対応、及び他ゲームとの連携が容易になるという。

一方でAstar Networkは、PolkadotのWebAssembly(WASM=ブラウザ上で実行可能なフォーマット)とEVM(Ethereum Virtual Machine=イーサリアム互換)のスマートコントラクトHUBのTVL(Total value locked=預かり資産)で第1位となっている。なお先日TVL額は10億ドル(約1000億円)を超えたことでも話題になった。

今回のパートナーシップでAstarは、ブロックチェーンネットワーク内のDeFi機能のブリッジとレイヤー1運用の安定化に主に注力、Oasysアーキテクチャを活用して参加者がシームレスで高速、また無料のガス代といった体験を確実に受けられるようにする。