IndieSquare、「HAZAMA BASE」β版の申し込みの受付を開始 低コストで誰でも簡単にNFTの発行が可能


IndieSquareは、5月10日、同社が開発する特許取得済みの次世代ブロックチェーン技術「HAZAMA(ハザマ)」を基盤として、低コストで誰でも簡単にNFTを発行できる「HAZAMA BASE(ハザマ ベース)」のβ版サービスの事前利用申し込みの受付開始を発表した。

また5月16日からサービス提供を開始する。プランは2つ用意。中でもより多くの人にNFTが利用するよう、初期費用・月額費用が無料の「0円プラン」を用意した。

本プランは、通常NFTの売買が発生した際の手数料として販売価格の5%がかかるものの、2022年8月末までの期間であれば、売買手数料も無料となる。


■HAZAMA BASEの利用シーン



NFT発行時に「HAZAMA」、「イーサリアム」、「ポリゴン」、の3つのブロックチェーンの中から、どのブロックチェーン上に発行するか選択することができる。

プロジェクトを作成後、発行するトークンの種類「NFT」、「POAP」、「独自通貨(トークン)」を選択します。発行したNFTを管理するために必要なウォレットとして、本サービス登録時に「HAZAMAウォレット」が生成される。このウォレットによって、上記3つ全てのブロックチェーン上のNFTを安全に管理することが可能になる。

イーサリアム・ポリゴンでNFTを発行し、OpenSeaに出品する
・独自コントラクトでNFTを発行できる
・日本語で発行できる

*本サービスで行えるのはNFT発行のみとなり、OpenSea側では別途費用がかかる。

<こんな人におすすめ>
OpenSeaでコンテンツの売買を行いたいクリエイターHAZAMAでNFTを発行し、保有するサイト・サービスで譲渡・売買する
・ガス代・手数料・利用料が完全無料
・日本語で発行できる
・クレジットカードを使って法定通貨(円/USDなど)で決済可能

<こんな人におすすめ>
独自の世界観に合わせて、コンテンツをNFT化し販売したい企業・個人
NFTを無償配布したい企業・個人HAZAMAでブロックチェーン上に譲渡不能な証明書「POAP」を発行し、QRコード等で簡単に配布可能
・ガス代・手数料・利用料が完全無料
・日本語で発行できる

<活用方法>
出欠の証明、会員・資格の証明、ライセンスの証明、契約締結の証明など、その他独自の企業内通貨やポイントなどを簡単に発行・管理・付与することができる。

■HAZAMA BASEの機能詳細
サービス開始時の実装機能は以下の通り。今後、イーサリアム決済への対応や、現在提供中のHAZAMA上で作成したNFTを後からでもイーサリアムやポリゴンなどの異なるブロックチェーンに移転できるブリッジ機能のインターフェースを本サービスに実装することを予定している。

・NFTの発行
・NFT出品のAPI提供/提供先での定額販売・オークション販売が可能
・HAZAMAウォレットの生成
・メタマスクでの接続
・独自通貨の発行が可能
・DAOの生成
・二次流通における還元に対応

■HAZAMA BASEの料金



■今後の展望
同社は、ブロックチェーンの垣根を越えて、個人でも安全に価値を創出し、世界中にその価値を届けられる世の中の実現に向けて、さまざまなサービスを提供していく。

例えば、契約書や会員権、遺言書など書面で交わされている証明書類のNFT化などにもさまざまな企業と連携し、ペーパーレス化や安全性の確保の強化、取引の透明性・スピード性の向上に向けて取り組んでいく。

その他、新しい組織のかたちとして注目される分散型組織「DAO」の浸透に向けて、意思決定を速やかに行うことができる環境が求めらる中で、必要不可欠となるPOAP活用を活性化する機能追加や、社会実装を加速していく。

■HAZAMA(ハザマ)について
近年、ブロックチェーン技術への期待から多くのブロックチェーン規格が生まれる中で、ブロックチェーン間でのデータの信頼性の維持や開発者の負担軽減を図り、また、年々複雑となっている各国法規制や各業界の要件等に応じて安全かつ柔軟に対応できる技術が必要となったことから、HAZAMAを開発した。

HAZAMAは軽量かつ非チューリング完全な言語仕様のスマートコントラクトを扱うことが可能な次世代ブロックチェーン技術。ウェブ技術をベースに設計されており、一般的なウェブ開発の知識でブロックチェーンのセットアップからデータの書き込み、読み込み、スマートコントラクトの実行等が可能で、特別な知識は一切必要としない。

また、特許技術により、複数のブロックチェーンと相互接続し、安全に暗号資産やその他データ等のデジタル資産を管理・転送することも可能。

HAZAMAの仕様:
ブロックチェーンの種類:コンソーシアム型ブロックチェーン
コンセンサスアルゴリズム:PoA(Proof of Authority)
ブリッジ可能なブロックチェーン:イーサリアム、ポリゴン、ビットコイン
*ブリッジとは・・・HAZAMA上の資産を異なるブロックチェーン上に安全に移転する技術(特許取得済み)

HAZAMAの特許について
特許番号:第6788875号
発明の名称:ブロック・チェーン間でデジタル資産を転送するシステム
特許権者:株式会社IndieSquare
出願番号 :特願2019-088304
出願日:2019年(平成31年)4月16日
登録日:2020年(令和2年)11月5日




お申込みはこちら:https://indiesquare.co.jp/hazama-base/