LCA Game Guild、日本シングルマザー支援協会とパートナーシップを締結 NFTゲームで収入を得られる仕組みや情報を提供へ



『LCA Game Guild』(LGG)は、5月9日、三次ゆりか 江東区議会議員の協力のもと、 一般社団法人 日本シングルマザー支援協会とパートナーシップを締結したと発表した。

LGGは日本と世界の貧困を「NFTゲーム」を通して解決するために設立されたコミュニティとなる。

この度のパートナーシップにより、 シングルマザーにNFTゲームで収入を得られる仕組みや情報を提供し、 NFTゲームで効果的に収入を得るためのサポートを提供する。

またより多くのシングルマザーに提供するために、 取り組みに賛同して頂ける企業スポンサーを募集している。

NFTゲームは、 ゲームとブロックチェーンの技術を組み合わせることで実現した「ゲームをすることでお金(=暗号資産)が稼げる」という新しいコンセプトのゲームとなる。



NFTゲームの特長は、 インターネット環境とスマホ(もしくはパソコン)があれば、 時間と場所を問わず収入が得られる。

この特長によって、 すでに新興国では、 NFTゲームが生計を立てる手段として機能し始めている。
2021年、 コロナで経済困難に陥ったフィリピンの人々をNFTゲームが救った事例は、 日経新聞にも取り上げられて大きな話題になりました。

私たちLGGは日本においても、 NFTゲームを「収入を増やしづらい環境にある方々に、 収入を増やす機会を提供するツール」として、 機能させることができないかを、 様々な方面にアプローチし、 可能性を探ってきた。

■シングルマザーの相対的貧困
日本において「収入を増やしづらい環境にある」代表例が、 一人親世帯(シングルマザー、 シングルファザー)。現在の日本では、 一人親世帯の50%が貧困状況に置かれている(※)。

一人親世帯の中でもシングルマザーの置かれている状況はさらに深刻で、 厚生労働省によるとシングルマザーの平均収入は約252万円で、 全世帯の平均収入の約1/2となっている。



シングルマザーは、 子どもが小さいときにシングルマザーになるケースが多い。1人で小さな子どもを育てるには、 時間に融通がきく仕事を選ぶ必要があるものの、アルバイトやパートタイマーの場合、 家計を支えるのに十分な収入を得ることが難しいのが現状となっている。

またそもそも時間に制約があるため、 多くの時間を割いて、 収入を増やすために副業をするということも現実的ではない。

LGGは、 NFTゲームの「インターネット環境とスマホ(もしくはパソコン)があれば、 時間と場所を問わず収入が得られる」という特長が、 この問題の解決のサポートになるのでは?と考えた。

そして今回、 ひとり親支援をライフワークにしている、 三次ゆりか江東区議会議員の協力のもと、 「一般社団法人 日本シングルマザー支援協会」と業務提携し、 NFTゲームを活用したシングルマザーのサポート策の実施に至ったそうだ。

※厚生労働省「ひとり親家庭の現状と支援施策の課題について」より
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000336oi-att/2r985200000338ck.pdf


■支援の仕組み
NFTゲームは、 時間と場所を問わず収入が得られるのが特長であるものの、 ほとんどのNFTゲームで効率よく収入を得るには、 強いアイテムを保有する(購入する)ことが必要になる。

この強いアイテムを購入するためには、 ある程度の金額が必要で、 それがNFTゲームの参入障壁になっている。

今回の業務提携では、 LGGが強いアイテムを購入し、 シングルマザーにレンタルする。このことによりシングルマザーは、 初期投資をせずにNFTゲームから収入を得られるようになる。

■今後の展望
LGGでは、 より多くのシングルマザーに、 NFTゲームで収入を増やす機会を提供していきたいと考え、 様々な団体との連携を推進している。

しかしこの支援の仕組みは資金が必要なため、 LGGの力のみでは、 サポートできる人数に限界が出てくる。そのためLGGでは現在、 この取り組みに賛同して頂ける、 企業スポンサーを募集している。



シングルマザーの支援は、 子どもの貧困率の改善にもつながる可能性がある。2018年の子どもの貧困率(17 歳以下)は13.5%であり、 7人に1人の子どもが貧困とされている(※)



そのため、 多くの子どもたちが進学を諦め、 就職しなければならない状態にあります。
シングルマザーの所得が増えれば、 子どもが進学や自分の夢を諦めなくても済むようになるかもしれません。

LGGは多くの企業様と、 シングルマザーの支援、 そしてその先にある「子どもたちの選択の幅を増やすこと」に取り組んでいきたいと考えています。