フィールズ、22年3月期の決算は営業利益34億円と22億円の赤字から黒字転換 新台販売が拡大 ウルトラマンブランドの高まりで円谷プロも絶好調

フィールズ<2767>は、5月10日、2022年3月通期の連結決算を発表し、売上高949億円(前の期比144.6%増)、営業利益34億4400万円(前の期は22億4100万円の損失)、経常利益36億3400万円(同20億3200万円の損失)、最終利益24億7100万円(同34億5200万円の損失)と大幅増収・黒字転換を達成した。

・売上高:949億円(同144.6%増)
・営業利益:34億4400万円(同22億4100万円の損失)
・経常利益:36億3400万円(同20億3200万円の損失)
・最終利益:24億7100万円(同34億5200万円の損失)

収益力の中核を担うフィールズでは、新台販売が好調に推移した。パチンコ・パチスロ市場は2018年の規則改正以来の不調から脱して、ファンの期待に応える遊技機がパチンコを中心に登場し高い評価を得たことから、市場総販売台数は過去3年間で最多の約182万台(前期比61.8万台増)となった。

同社では、「ようやくメーカーにとって冬の時代が去りパチンコは春から夏に、パチスロは春を迎えようとしています」としている。

また、円谷プロダクションでは、グローバルでの「ウルトラマン」ブランドの価値の高まりを受け、国内と海外でのマーチャンダイジング(MD)が好調に推移した。特に中国はじめアジア地域におけるMDの伸長が著しく、大きく収益に貢献した。


■2023年3月期の見通し
続く2023年3月期の業績については、売上高980億円(前期比3.3%増)、営業利益40億円(同16.1%増)、経常利益40億円(同10.1%増)、最終利益30億円(同21.4%増)、EPS92.79円を見込む。

・売上高:980億円(同3.3%増)
・営業利益:40億円(同16.1%増)
・経常利益:40億円(同10.1%増)
・最終利益:30億円(同21.4%増)
・EPS:92.79円

円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1171億2500万円、営業利益109億5000万円、経常利益112億1800万円、最終利益82億2100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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