【ゲーム株概況(5/11)】1対10株の株式分割発表の任天堂が11日ぶりに反発 コムシードが一時S高 前期黒字転換&子会社円谷プロ好調のフィールズがS高
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5月11日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比46.54円高の2万6213.64円で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを受けて、国内市場も半導体関連株などを中心に買い戻しの動きが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コムシード<3739>が反発して一時ストップ高まで買われたほか、ワンダープラネット<4199>やブシロード<7803>が買われた。
また、前日10日に2022年3月期決算を発表するとともに、1対10株の株式分割を実施することを発表した任天堂<7974>が11日ぶりに反発した。任天堂は、野村証券が投資判断「Buy」を継続したことも株価に追い風となっているもようだ。
周辺株では、2022年3月期決算が黒字転換を果たしたほか、子会社の円谷プロダクションの伸長も著しいフィールズ<2767>がストップ高した。
前日10日に2022年3月期決算を発表したDeNA<2432>は、保有する任天堂株式の一部を496億円で売却したことを発表したが、主力のゲーム事業が減収減益となったことなどが嫌気され、小幅反発にとどまった。
半面、東映アニメ<4816>が5日続落となり、グリー<3632>やボルテージ<3639>などもさえない。
東京通信<7359>は5日続落した。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 円谷フィールズホールディングス株式会社
- 設立
- 1988年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1171億2500万円、営業利益109億5000万円、経常利益112億1800万円、最終利益82億2100万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2767