【ゲーム株概況(5/30)】新株発行で約4.4億円の資金調達を実施のサイバーステップがS高 国内証券が目標株価引き上げの任天堂もしっかり ガーラは大幅反発

  • 5月30日の東京株式市場では、日経平均は週末を挟んで続伸し、前日比587.75円高の2万7369.43円で取引を終えた。米国の4月の個人消費支出物価指数の伸び率が鈍化し、インフレ懸念が後退したことで、米国市場が大幅高となった流れが国内市場にも波及した。

    そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガーラ<4777>が大幅反発したほか、ギークス<7060>やアピリッツ<4174>なども大幅高した。

    前週末5月27日に代表取締役社長の佐藤類氏の資産管理会社ロードランナーなど3社を割当先とした第三者割当による新株の発行で約4.4億円を調達して新作のプロモーションや成長戦略などに充当することを発表したサイバーステップ<3810>もストップ高した。

    ほか、東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を9万5000円から9万7000円に引き上げた任天堂<7974>など大手ゲーム株も総じてしっかり。

    プレイステーション5の大幅増産が報じられたことで、ソニーグループ<6758>も買われた。

    半面、目立って売り込まれた銘柄はなく、シリコンスタジオ<3907>やIGポート<3791>がさえない。

サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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