開発中のMove To Earnアプリ『RunBlox』のディスコードがハッキング被害 公式を騙り偽のURLでユーザーの資産を狙う



現在開発中のMove To Earnアプリ『RunBlox』のディスコードがハッカーによって乗っ取られたと、公式Twitterでの報告があった。

ハッカーはコアメンバーになりすまし、ディスコード内のチャンネルを削除、その後URL付きでアナウンスを実施したという。

その結果、リンクを踏んだユーザーの一人の暗号資産ウォレットが被害にあったようだ。被害内容は明らかにしていないものの『RunBlox』を開発するOpenbloxは被害者に連絡し補償したとしている。



Openbloxは、Web3及びメタバース領域に投資する前澤友作氏の『MZ Web3ファンド』投資先第1号として注目集めていた企業。同社は今後セキュリティレベルの向上とスタッフの訓練を徹底するとコメントしている。

なお昨今ブロックチェーンやNFT関連のコミュニティ、特にDiscordのアカウントハックによる被害が散見される状況だ。

6月4日にも人気NFTシリーズ『Bored Ape Yacht Club』(BAYC)のディスコードがハッキングされ、200イーサリアム分(4800万円程)の被害があったと発表があったばかりだ。さらに遡り今年の4月には『Bored Ape Yacht Club』のインスタグラムがハッキングされ、ドイ用の手口で数億円の被害が出ている。

ウォレット接続時には知らない人からのURLはもちろん、公式からのアナウンスであってもURL内容などよくよく注視するなど、様々な自衛のための対策が求められる。


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