TOKYO MX、22年3月期決算は営業利益76%増の10億円と大幅増益…放送事業収入が伸長、原価抑制も

東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の2022年3月期の決算は、売上高119億2300万円(前の期比4.7%増)、営業利益10億円(同75.8%増)、経常利益8億4300万円(同106.2%増)、最終利益5億8000万円(同215.3%増)だった。


・売上高:119億2300万円(同4.7%増)
・営業利益:10億円(同75.8%増)
・経常利益:8億4300万円(同106.2%増)
・最終利益:5億8000万円(同215.3%増)
※前の期の売上高は139億9300万円だったのでそのまま計算すると減益になる。同社では、22年3月期から「収益認識に関する会計基準」を適用したが、比較ができるように、前の期にも遡及適用して計算し直したそうだ。


放送事業収入が伸びたことに加え、売上原価を抑制したことが奏功したようだ。同社によると、放送事業のタイムは5.6%増、スポットは25.2%増となり、放送事業収入は7.2%増の114億1000万円となった。その一方、その他事業収入は、新型コロナウイルス流行に伴うイベント開催中止などにより、30.9%減の5億1300万円だった。

なお、2023年3月期については、売上高123億7100万円(前期比3.8%増)、営業利益11億100万円(同10.0%増)を計画している。