SBINFT、AIを使ったNFTの真贋判定技術の研究を実施


SBINFTは、2022年5月より、 ブロックチェーンとAI(Artificial Intelligence:人工知能)を用いた技術の研究開発を行うことを発表する。 


■現在のブロックチェーンの課題
ブロックチェーン技術は、 近年金融やエンターテインメントなどの事業領域で利用が進み、 一般利用者もWEBアプリケーションやモバイルアプリケーションを通じてブロックチェーンに触れる機会が増えていることから、 社会的な需要が拡大している。

ブロックチェーンに関連するアプリケーションは、 主に取引データがブロックチェーン上で保存される「オンチェーンデータ」と、 取引がブロックチェーン外のデータベース等で保存される「オフチェーンデータ」に分類。

オンチェーンでデータを記録することの利点は「対改竄性のある分散型台帳上のデータ」として保存可能な点が挙げられる。

その一方で現在の課題としては、 保存領域にデータを書き込む際に法的なデータ判定ができず、 他者の権利を侵害したNFTデータの流通などが起きてしまっている事例が挙げられる。


■課題解決のため、 AIの仕組みとNFTの特性を生かした技術を研究
現在のブロックチェーンの課題解決と新たなテクノロジーの発展に寄与するため、 ブロックチェーンデータの真贋判定にAIを用いた技術の開発を開始する。

本研究開発では以下の取り組みを行う予定。

1. ブロックチェーンとAIを掛け合わせた、 精度の高い半自動的な真贋判定技術の開発

2. 画像類似度とウォレットの仕組みを連携させたマーケティング応用のシステム開発

3. 将来的な分散型金融の発展を見据えた新規技術の研究


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