PayPay、22年3月期決算は営業損失595億円と巨額赤字に 営業収益の倍に当たる営業費用を計上 赤字半減までは至らず

PayPayの2022年3月期(第4期)の決算は、営業収益574億4200万円(前の期比91.6%増)、営業損失595億9100万円(前の期は719億8500万円)、経常損失599億8300万円(同711億3900万円)、最終損失600億2300万円(同712億4600万円)と大幅増収・赤字幅縮小となった。


・営業収益:574億4200万円(同91.6%増)
・営業損失:595億9100万円(同719億8500万円)
・経常損失:599億8300万円(同711億3900万円)
・最終損失:600億2300万円(同712億4600万円)


同社は、ソフトバンクとヤフーの合弁会社で、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の運営を行っている。営業収益が大きく伸びたものの、この期は営業収益の2倍以上になる営業費用を計上しており、引き続き費用先行となった。

なお、ソフトバンクは、2022年3月期における同社の赤字幅については半減となる見通しとコメントしていた。