ベクター、第1四半期(4~6月)決算は営業収益34.3%減、6500万円の営業赤字を計上 ソフトウエア販売とサイト広告販売、「App Pass」運用受託収益が減少

  • ベクター<2656>は、7月22日、2023年3月期の第1四半期(4~6月)の決算(非連結)を発表、前年同期比で大幅な減収となったものの、赤字幅はやや縮小した。

    営業収益6800万円(前年同期比34.3%減)
    営業損益6500万円の赤字(前年同期7000万円の赤字)
    経常損益6500万円の赤字(同6900万円の赤字)
    最終損益6500万円の赤字(同6900万円の赤字)

    ソフトウエア販売の営業収益、サイト広告販売の営業収益、「App Pass」運用受託収入のいずれも前年同期より減少した。一方、「QuickPoint」(「PayPayポイント」のポイントモール)の営業収益は前年同期より増加し、「みんなの電子署名」「みんなのタイムスタンプ」の営業収益も緩やかに増加した。

    また、前期の第3四半期末に「App Pass」に関連するソフトウエアの減価償却が完了となったことなどにより、営業費用が減少したことが赤字幅の縮小につながった。

    ■通期予想は非開示 第2四半期は赤字計上の見込み
    なお、2023年3月期通期の連結業績予想は非開示。同社は第2四半期累計(4~9月)の業績予想のみを開示しており、以下のとおり。

    営業収益1億2500万円(前年同期比36.2%減)
    営業損益1億3300万円の赤字
    経常損益1億3300万円の赤字
    最終損益1億3300万円の赤字

株式会社べクターホールディングス
https://corp.vector.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社べクターホールディングス
設立
1989年2月
代表者
代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2656
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