【ゲーム株概況(7/26)】モバイルファクトリーは決算発表後の売り一巡で見直し買いに 金融収益の悪化で大幅経常減益のコーエーテクモHDは大幅続落
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7月26日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比44.04円安の2万7655.21円で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染が急拡大していることに加え、米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えていること、国内の4~6月決算発表の本格化を控えていることもあり、手控えムードの強い展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モバイルファクトリー<3912>やガーラ<4777>、ケイブ<3760>などが買われた。モバイルファクトリーは、前週22日の第2四半期決算発表後に弱含みの動きとなっていたが、ブロックチェーン事業で新しい発表があったことなどポジティブな面が売り一巡後に見直される形となっているようだ。
また、この日の大引け後に第1四半期決算の発表を控えたカプコン<9697>が年初来高値を更新した。
DLE<3686>やGFA<8783>など値動きの軽い銘柄も動意を見せた。
半面、HEROZ<4382>やアピリッツ<4174>が売られ、前日25日に発表した第1四半期決算が金融収益の悪化によって経常利益で前年同期比50%減となったコーエーテクモHD<3635>は商いを伴って大幅続落した。
明日7月27日のサービス開始に向けて、新作『アリスフィクション』の事前ダウンロードを開始したワンダープラネット<4199>は、直近は3000円台まで買われてきた過熱感もあり、この日は3日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高784億1700万円、・営業利益391億3300万円、経常利益398億9900万円、最終利益309億3500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高34億6400万円、営業利益4900万円、経常利益2800万円、最終損益2億3600万円の赤字(2023年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199