FPS型ブロックチェーンゲームを開発するTOKYO CREATION、累計1.2億円の資金調達


ブロックチェーンゲーム“Sector Seven”を展開するTOKYO CREATIONは、7月27日、前ラウンドにてI-Grocal Group、Angel Bridge、現ラウンドにてStella MIC Investmentを引受先とする第三者割当での増資を発表した。これにより累計1.2億円を調達している。

調達した資金の具体的な用途は明らかにしていないものの、新作タイトルの開発に充てると見られる。現在同社はFPS型のブロックチェーンゲーム「Sector Seven」の開発を行っている。


■SECTOR SEVENについて
『SECTOR SEVEN』はブロックチェーン技術を用いたオープンワールド型シューティングゲームとなる。アルファ版を3ヶ月後の2022年10月末にベトナム・フィリピン・マレーシアにてリリースするとしている。

■開発チーム



・CEO Takeshi Shoyama氏
2000年、東京生まれ。

元クラシックのプロピアニストで、右手を腱鞘炎で負傷してからスタートアップに興味を持ち2019年に起業。ベトナムエンジニアを活用したオフショア開発を昨年から初め、ブロックチェーン領域の受託開発やシステムデザインサービスの提供を行う。


・CTO Harsh Kanna氏
ムンバイ大学(エンジニア学科)修了後、オラクル(INDIA)へ入社。2018年から2020年までオラクル社員としてau Jibun Ginkoにインドから出向しバックエンドエンジニア・Pythonエンジニアとして従事。2020年から2022年にはSMBCに出向を行い、IBMとの共同開発に参加し、エラーコードの解析をおこなった。Sector SevenではフルスタッグCTOとして参画。

ゲームグラフィックの担当にILM(Industrial Light & Magic)のIssac Zuren氏や、Baidu GamesのAnakin Lee氏などを採用し、エンジニア含める30人程度のチームでゲームの制作を行っている。

■引受先のコメント:Stella MIC Investment Ltd./Takumi Sawa氏
TOKYO CREATION社は日本のブロックチェーン領域をリードするWeb3.0の企業であり、間も無くリリースされるSector Sevenはクリエイティブな世界観と圧倒的なゲームクオリティを持って、ユーザーにこれまでにない体験をもたらすでしょう。

今回の出資を通してTOKYO CREATION社とのパートナーシップをさらなる深化を模索し、急速に発展しているデジタルエンタテインメントの領域で、新しい体験や価値の創造に貢献します。