バンダイナムコHD、「ガンダムメタバース」へのNFTやBLC技術の導入は「ファンとつながるうえでの必要性から判断」 投機目的の導入には否定的

バンダイナムコホールディングス<7832>は、第1四半期(2022年4~6月)の決算説明会において、「ガンダムメタバース」へのNFTやブロックチェーンなどの導入について、投機的な目的に使われるのではなく、あくまでファンとつながるうえでの必要性を考えて検討したい、とコメントした。同社では、「ガンダムメタバース」については、ファンとつながるコミュニティを広げ、IPのもとにファンがつながる世界を目指しており、この目的に沿うものかどうかで判断していくようだ。

「ガンダムメタバース」については、第1弾としてガンプラのコロニーを打ち上げ、今秋よりテストサービスを開始し、2023年度にはeスポーツを含めたゲームのコロニーを打ち上げていく予定だ。カテゴリーごとのコロニーを随時打ち上げ、コロニー同士をつなげて「SIDE-G」を構築していく。ファン同士の交流の場としてだけでなく、グループ以外の企業や個人によるガンダムビジネスへの参入促進も図り、バンダイナムコグループの柱に育てていく考えだ。

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株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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