フリュー、23年3月期通期の連結業績予想を下方修正 キャラクタMDは急激な円安の進行で仕入高が高騰

  • フリュー<6238>は、8月12日、2023年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、第1四半期の実績と第2四半期以降の見通しを踏まえて、売上高・利益ともに下方修正を実施した。

    売上高370億円→366億円(増減率1.1%減)
    営業利益37億5000万円→22億4000万円(同40.3%減)
    経常利益37億5000万円→22億4000万円(同40.3%減)
    最終利益25億6000万円→15億5500万円(同39.3%減)

    ・プリントシール
    まん延防止等重点措置が 3 月に全国で解除となり、プレイ回数は前年同期から回復傾向にあるものの戻りは鈍く、厳しい市場環境が続いているため、プレイ回数の見通しを引き下げている。

    ・コンテンツ・メディア
    プレイ回数の見通しに連動し、ピクトリンク会員数の見通しを引き下げているが、一方で経費の削減などを行う見込み。

    ・キャラクタMD
    受注が好調に推移しており、売上高の見通しを引き上げた一方で、利益の見通しを引き下げている。商品は主に中国で生産を行っているが、支払いの多くはドル建てとなっているため、急激な円安の進行により仕入高が高騰している。また、原材料費や輸送費も高騰を続けており、利益を押し下げている。
    ※今回の業績予想の前提となる第2四半期連結会計期間以降の為替換算レートについては、1 米ドル=133円(前回予想時1米ドル=125円)としている。

    ・ゲーム
    大きな変更はない。

    ・全社
    精査を行った結果、当初見込みから費用が増加する見通し。

フリュー株式会社
http://www.furyu.jp/

会社情報

会社名
フリュー株式会社
設立
2007年4月
代表者
代表取締役社長 三嶋 隆
決算期
3月
直近業績
売上高364億円、営業利益21億3100万円、経常利益21億7900万円、最終利益14億4300万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6238
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