HEROZ、StrategyとITを統合した経営改善SaaSを提供するストラテジットを買収

HEROZ<4382>は、この日(8月30日)、ストラテジットの株式を取得し、子会社化することを明らかにした。取得日と連結子会社化は、明日8月31日を予定している。立原 圭氏とジェームス・ジョシュア・エンリーケ氏、ファーストアドバイザーズ投資組合3号より、発行済株式総数の86.5%に相当する3万0527株を取得する。取得価額は非公開。

ストラテジットは、「戦略(Strategy)」と「IT」を統合し経営改善に貢献するという Vision とSaaS のチカラを全ての企業にという Mission を掲げ、SaaS の活用・価値向上を進めるうえで課題となる穴を埋める存在として SaaS 事業者向けシステムの開発や、SaaS 連携アプリストアの運営、および、SaaS 導入コンサルティング事業を展開している。

SaaS 市場は急激に成長しているマーケットである一方、一般ユーザーは各 SaaS プロダクトを単体として利用するケースが多い状況でもあり、SaaS 間の連携は今後より重要になってくるものと想定されている。

このような状況に同社として新たなサービスを提供していくべく、「ストラテジットが保有するSaaS 導入や連携に関するドメインナレッジ」×「同社が保有する AI 開発ノウハウ」を通じてSaaS 市場の成長を支援するため、同社はストラテジットの株式の取得を行い、子会社化することを決定した、としている。

なお、今後連結財務諸表を開示する予定。2023年4月期の通期連結業績に与える影響については現在精査中であり、今後公表すべき事項が生じた場合には速やかに発表する予定。

 

 

HEROZ株式会社
http://heroz.co.jp/

会社情報

会社名
HEROZ株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
決算期
4月
直近業績
売上高29億8000万円、営業利益2億5700万円、経常利益2億1600万円、最終損益5億7400万円の赤字(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4382
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