コーエーテクモ、和風ホラーADV『零 ~月蝕の仮面~』リマスター版をマルチプラットフォームタイトルとして2023年初頭に発売決定!

コーエーテクモゲームスは、和風ホラーアドベンチャーゲーム『零 ~月蝕の仮面~(ぜろ ~つきはみのかめん~)』(Wii版/2008年7月発売)のリマスター版を、Nintendo Switch/PlayStation5/PlayStation4/Xbox X/S/Xbox One/Steam対応のマルチプラットフォーム向けソフトとして2023年初頭に発売することを決定した。また、本作の雰囲気を味わえるティザートレーラーも公開した。


『零 ~月蝕の仮面~』ティザートレーラー


本作は、2008年に発売した『零 ~月蝕の仮面~』のグラフィックを現世代機に合わせてアップグレードし、マルチプラットフォームで楽しめるリマスター版。2021年10月に発売したリマスター版『零 ~濡鴉ノ巫女~』に続き、「零」シリーズの名作が美しいグラフィックでふたたび蘇る。

新コスチュームの追加や、キャラクターや霊を配置しポーズを指定して撮影が楽しめる「フォトモード」を新たに搭載する。そのほか、操作やフレームレート、インターフェイスの最適化を行い、より快適にプレイできるようにする。


■『零 ~月蝕の仮面~』とは
「零」シリーズは、2001年12月にテクモ(現コーエーテクモゲームス)より第1作目『零~zero~』(Playstation2用ソフト)が発売され、「射影機(しゃえいき)」というカメラを使って実体のない幽霊達と戦う、和風ホラーの金字塔ともいえるホラーアドベンチャーゲーム。

『零 ~月蝕の仮面~』は、2008年に Wii 用ソフトとして発売した「零」シリーズ4作目のタイトル。2021年10月に発売したリマスター版『零 ~濡鴉ノ巫女~』に続き、「零」シリーズの名作がアップグレードした美しいグラフィックでふたたび蘇る。 


■物語
「誰も憶えていないことは、存在しないことになるのだろうか…」
本州の南に浮かぶ島―朧月島(ろうげつとう)で十年に一度開かれる朧月神楽(ろうげつかぐら)。
その神楽の最中に、五人の少女が神隠しに遭った。
少女たちは一人の刑事に助け出したが、すべての記憶を失くしていた。
神隠しに遭った少女の一人、水無月流歌(みなづき るか)にはかすかに憶えていることがあった。
それは、一つの旋律…
旋律と共に、失われた記憶が甦ってくる。
― 仮面をつけた人々に囲まれて楽器を鳴らす少女たち ―
― そして月の光の中で憑かれたように踊る仮面の女 ―
旋律は繰り返され、速まり…だが、記憶はいつも途切れてしまう。
あの日、何があったのか…?
流歌は、その想いを抱えて過ごしてきた。
十年後、神隠しに遭った少女のうち、2人が相次いで死んだ。
顔を覆い、泣き叫ぶような無残な姿で…
流歌と共に残した少女、海咲(みさき)と円香(まどか)は友人の死の謎を解き明かすために朧月島に向かった。
そして2人を追って流歌も島へ渡る。
失った記憶の先にあるものを確かめるために…


■ゲームの内容
幼少期、孤島「朧月島」で祭のさなかに神隠しにあった少女たちが、失われた1日の記憶を求めて再び島を訪れる。ありえないものを写し、封じ込めるカメラ「射影機(しゃえいき)」と、懐中電灯の僅かな光を頼りに様々な場所を探索し、襲い掛かってくる怨霊を退けながら真実に迫る。

 

射影機(しゃえいき)
撮影することで怨霊を撃退し、封じ込める力を持つという古いカメラ「射影機」は、本作に欠かすことのできない重要なアイテム。霊との戦闘では「射影機」を武器に、ファインダーで捉え、撮影することでダメージを与えることができる。また、怪しい場所を撮影すると、「射影機」の特殊な力で謎を解く鍵が映し出され、探索においても大きな役割を担う。時には、思わぬものが写し出することも…。

朧月島(ろうげつとう)の探索
島にある薄暗い洋館や廃病院の中を、月明かりと懐中電灯の僅かな光を頼りに探索する。また、様々な場所で気になったものを“触る"ことによって物語は進んで行く。過去の新聞記事やメモなどから、忌まわしい事件のあった過去など、主人公の失われた記憶を紐解き、真実に迫る。手を伸ばした時に、「ひやり」とする場面も…。

 
■リマスター版の特徴
『零 ~月蝕の仮面~』では、マルチプラットフォームで楽しめるよう、いくつかの変更を加えている。

グラフィックの向上
本作は、主要キャラクターモデルを新たに作成し、キャラが登場するゲームムービーもブラッシュアップしている。また、プラットフォームに合わせてグラフィックを高解像度化した。懐中電灯による陰影や光の表現が向上し、よりリアルになったことで、さらに臨場感のある恐怖を体験できる。

「フォトモード」の追加
キャラクターや霊にポーズをつけて配置し、画面写真を撮影できる「フォトモード」を搭載する。ゲーム内で怖かった場所で、思い思いのシチュエーションを作り上げることができる。もしかしたら、思いもよらない心霊写真が撮影できるかもしれない。

新規コスチュームの追加
オリジナル版から一部のコスチュームのラインナップを変更し、新たな衣装を用意した。


■関連サイト


©2008-2022 Nintendo / コーエーテクモゲームス
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株式会社コーエーテクモゲームス
https://www.gamecity.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社コーエーテクモゲームス
設立
1978年7月
代表者
代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
決算期
3月
直近業績
売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
上場区分
非上場
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