カイカフィナンシャルHD、ゲーム専門のNFTマーケットプレイスをブロックチェーン開発企業と展開


カイカフィナンシャルホールディングスは、10月11日、web3事業への参入を明らかにした。

第一弾として、国内のブロックチェーン受託開発企業であるT2WEBとの間で、パブリックチェーンを活用し、サービス展開が可能なブロックチェーンゲーム専門のNFTマーケットプレイス事業等、GameFi領域に関する業務提携契約を締結した。

GameFiとは、Game(ゲーム)とFinance(金融)を融合した言葉。ゲームをプレイすることでプレイヤーがトークンなどの経済的インセンティブを獲得できる「Play to Earn」のブロックチェーンゲームを指す。

市場調査企業Reportlinker(レポートリンカー)は、GameFiの市場規模が今後10年間にわたり年間23.7%のペースで成長し、2031年には2021年の約8.3倍に値する74億2,000万ドル(約1兆17億円)へ拡大すると見込んでいるという。

現在、日本国内ではNFTプラットフォームサービスが数多く存在しているものの、カイカフィナンシャルホールディングスはブロックチェーンゲーム市場の成長性を取り込むため、GameFi に特化したマーケットプレイスを提供していく。

多くのNFTマーケットプレイスは審査制を取り入れていないため、誰でも作品を出品することが可能になっているものの、カイカフィナンシャルホールディングスは、審査制を導入することで取り扱うNFTのクオリティを担保する。

さらに、パブリックチェーンを活用することにより、海外のGameFi企業との連携も視野に入れているとのこと。

■ブロックチェーンゲーム専門のマーケットプレイスの概要
当該マーケットプレイスはZaifの名称を冠した「Zaif INO(Initial NFT Offering)」とし、Zaifブランドを活用したマーケティング活動行っていく予定。

また、Zaif INOでは、様々なWeb3企業とのコラボレーションを予定している。NFTを出品するゲーム開発企業など、決定次第、発表していく。

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