【ゲーム株概況(1/5)】ハピエレ出資完了でワンプラ大幅高　グロース株物色の流れからANYCOLOR反発　まんだらけなど利食い売り

1月5日の東京株式市場では、日経平均株価は反発。前日比で103円94銭高の2万5820円80銭でこの日の取引を終えた。前日の米国株式市場で長期金利が低下し、ハイテク株が買われた流れを受けて、半導体やグロース株を中心に物色されたという。ただし、買い一巡後は戻り待ちの売りが出たこともあり、伸び悩む展開となった。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、ワンダープラネット<4199>が4日続伸。前場はマイナスで引けたが、Happy Elementsを割当先とした第三者割当増資の払込みが完了したことが材料視された。調達金額は4億円で、新作開発の人件費や外注費に充当する。ほか、業務面の関係強化も視野に入れるという。

ソニーグループ<6758>も続伸。ホンダ<7267>との共同出資会社を通じて発売する電気自動車のブランドを「アフィーラ」にすると「CES」で発表するとともに、コンセプトカーも公開した。「PlayStation 5」の2022年12月の月間実売台数が発売開始以来最多を記録し、累計実売台数が全世界で3000万台を突破したことも明かした。

また、国内市場のグロース株物色の流れからANYCOLOR<5032>が反発。他方、前日に昨年来高値を更新したまんだらけ<2652>が利食い売りに押されたほか、円谷フィールズホールディングス<2767>、バンク・オブ・イノベーション<4393>、monoAI technology<5240>、ユークス<4334>などが大幅安となった。