ビックカメラ、第1四半期決算は営業利益31%減の15億円 子会社コジマとBS11苦戦 ゲーム売上は58%増の127億円と絶好調

ビックカメラ<3048>は、本日(1月11日)、2023年8月期 第1四半期(22年9月~22年11月)の連結決算を発表し、売上高1921億6000万円(前年同期比7.4%増)、営業利益14億9900万円(同31.5%減)、経常利益19億5300万円(同34.2%減)、最終利益6億4500万円(同46.6%減)だった。

・売上高:1921億6000万円(同7.4%増)
・営業利益:14億9900万円(同31.5%減)
・経常利益:19億5300万円(同34.2%減)
・最終利益:6億4500万円(同46.6%減)

ビックカメラ本体は堅調だったものの、子会社コジマや日本BS放送など子会社の減益が響いた。

(物品販売事業)
売上高は1889億1200万円(同7.6%増)、経常利益は12億8900万円(同39.9%減)となった。

(BSデジタル放送事業)
売上高は28億7500万円(同2.6%減)、経常利益は6億4100万円(同17.0%減)となった。


なお、品目ではテレビやパソコン、調理家電、冷蔵庫などの売上が落ちた一方、ゲームは同58.3%増の127億5500万円を大きく伸ばした。『ポケットモンスター ソード・シールド』や『スプラトゥーン3』が寄与した模様だ。


■2023年8月期の業績見通し
2023年8月期の業績は、売上高8235億円(前期比3.9%増)、営業利益173億円(同3.2%減)、経常利益193億円(同7.3%減)、最終利益78億円(同35.3%増)、EPS16.36円を見込む。

・売上高:8235億円(同3.9%増)
・営業利益:173億円(同3.2%減)
・経常利益:193億円(同7.3%減)
・最終利益:78億円(同35.3%増)
・EPS:16.36円

計画に対する進捗率は、売上高23.3%、営業利益8.7%、経常利益10.1%、最終利益8.3%となっている。

・売上高:23.3%
・営業利益:8.7%
・経常利益:10.1%
・最終利益:8.3%