エディア、第3四半期決算は営業益9%増の1億0200万円…一二三書房のラノベ・コミックスが電子書籍・紙ともに好調

エディア<3935>は、本日(1月13日)、2023年2月期 第3四半期累計(22年3月~22年11月)の連結決算を発表し、売上高19億8700万円(前年同期比10.0%増)、営業利益1億0200万円(同9.1%増)、経常利益9700万円(同12.2%増)、最終利益9900万円(同40.1%増)だった。

・売上高:19億8700万円(同10.0%増)
・営業利益:1億0200万円(同9.1%増)
・経常利益:9700万円(同12.2%増)
・最終利益:9900万円(同40.1%増)


同社では、一二三書房の展開するライトノベルとコミック新作創刊や連載などの配信開始により電子書籍とともに、出版売上が大幅に増加した、としている。前年同期にあった本社移転費用がなくなったほか、税金の還付を受けたことで最終利益は大幅なプラスとなった。

事業別の状況は以下のとおり。

IP事業では、ゲームサービスにおいて、様々なイベントを通じて長期運営タイトルの安定推移を目指したものの、前年同期比では売上が減少したが、保有のレトロゲームタイトルの復刻版の販売や、欧米市場に向けたライセンスアウトにより、売上の減少を補っている。

一方で、オンラインくじサービスの『くじコレ』、女性顧客向けオンラインくじサービス『まるくじ』は前期に引き続き、人気IPとのコラボレーションを行うなど積極的に展開し、同社グループの収益に貢献した。

出版事業では、コミック新刊数増加により、紙出版・電子書籍共に売上が大きく伸び、目標どおり進捗している。このほか、BtoB事業では、法人向けコンテンツ受託制作、他社のゲームサービスのローカライズ及び運営受託など堅調に推移している。


■2023年2月期の業績見通し
2023年2月期の業績は、売上高28億円(前期比12.3%増)、営業利益1億5000万円(同21.7%増)、経常利益1億4000万円(同23.0%増)、最終利益1億3000万円(同20.3%増)、EPS21.21円を見込む。

・売上高:28億円(同12.3%増)
・営業利益:1億5000万円(同21.7%増)
・経常利益:1億4000万円(同23.0%増)
・最終利益:1億3000万円(同20.3%増)
・EPS:21.21円

計画に対する進捗率は、売上高71.0%、営業利益68.0%、経常利益69.3%、最終利益76.2%となっている。

・売上高:71.0%
・営業利益:68.0%
・経常利益:69.3%
・最終利益:76.2%

株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高24億9400万円、営業利益1億2300万円、経常利益1億1300万円、最終利益1億800万円(2022年2月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3935
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