サイバーエージェント、第1四半期決算を1月25日に発表 反動減を想定も「手堅い成長軌道に向けた移行期に」(藤田晋社長)

サイバーエージェント<4751>は、2023年9月期 第1四半期(22年10~12月)の決算を1月25日に引け後に発表する。同日、決算説明会を開催する予定だ。同社は、第1四半期の業績予想を開示していない。

2023年9月期の業績予想は、売上高7200億円(前期比1.3%増)、営業利益400億円~500億円(同42.2%減~同27.7%減)、経常利益400億円~500億円(同42.4%減~同28.0%減)、最終利益150億円~200億円(同38.1%減~同17.4%減)とした。

・売上高:7200億円(同1.3%増)
・営業利益:400億円~500億円(同42.2%減~同27.7%減)
・経常利益:400億円~500億円(同42.4%減~同28.0%減)
・最終利益:150億円~200億円(同38.1%減~同17.4%減)
・EPS:29.64円~39.53円

同社では、『ウマ娘 プリティーダービー』の反動を織り込みつつも、広告事業、メディア事業の成長で増収を見込んでいる。利益については、「ABEMA」で配信する2022年11月開催の「FIFA ワールドカップ」のコンテンツ投資やゲーム事業におけるボラティリティなどを考慮してレンジ予想としたとのこと。

減収減益を見込みつつも、同社では、この期についてはソフトランディングを行なう「移行期」と位置づけているという。2023年9月期以降は世界的な不況や別の新作ゲームが大きくヒットすることがない限り、「手堅い成長軌道に乗せていく」(決算説明会での藤田晋社長)ことを目指す。

株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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